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サレジオ小学校はどんなところでした?春休みのある日、卒業生たちが久しぶりに学校を訪ねてくれました。彼らは卒業して |
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Q:入学したきっかけは?
卒業生A:僕は見学に来て、直感的にここに入りたいと思いました。
ここには自然のインパクトがわぁーとあったんです。
卒業生B:僕の両親は、ここならのびのびと走り回って育っていくだろうと思ったらしいです。
卒業生C:当時では珍しい遊具や野原が気に入って、この学校に入りたいと思いました。
皆:外の遊具のポイントは高かったね!(笑)
卒業生D:僕も親も自然が多いことが気に入りました。
内気な性格だったから少人数がいいなと思いましたね。
卒業生E:僕の場合、妹が入学した後に、親がここを気に入ったこともあって、公立小学校から転校して来ました。ここでは放課後になると自然に水遊びが始まったり、秘密基地を作ったり、本当に自由だった。公立では先生との関係も学年が違えば途切れがちになり、友だち関係も人数が多い分希薄になるけど、サレジオでは先生とも友だちとも濃密に付き合えましたね。
卒業生F:小学1年生で朝の満員電車に乗ってきて、いつも最終下校まで遊んでいたのはこの場所に魅力があったからですね。
卒業生G:公立か私立で迷ったけど、見学に来た時、遊具で遊んで楽しかったのと、電車通学も嬉しかったので、ここに来たいと親に話しました。
卒業生H:木登りとか、やりたいと思ったら何でも挑戦できるような環境でしたね。
皆:そういえば、くるみ、桑、銀杏、栗など木の実を取って食べていたね。(笑)
こんなに自然に恵まれている学校はほかにないよね。夏祭りや秋祭り、雪が降ったら雪合戦をしたよね。
Q:一番の思い出は?
皆:とにかくたくさん遊んだこと!学校の外から遊び道具を持ちこまなくても、学校内でどこでも遊びができたこと。
卒業生D:よく中庭でサッカーをしていたね。泥警ごっこも全学年でやったりね。
卒業生F:工作室や理科室の道具を借りて、自由に物を作って遊んだりもしていた。
卒業生E:国語の教科書に載っていた「おろしじんだ」を大根から育てて実際に調理したよね。
面白いと思ったら授業をどんどん広げて行ける。
今思えば、余裕がある環境だったと思います。
卒業生B:ここの先生方を見て自分も今、先生を目指しています。
先生方がいろいろ工夫をして楽しんでいるのが僕たちにも伝わってきました。
勉強だけじゃなくて、他の大事なことも何となく肌で感じていたように思う。
卒業生G:いろんな行事が楽しかったね。みんなが団結してやってやろう!となってましたね。
卒業生E:サレジオの団結を象徴しているのが体育祭の全校リレーだね。小学1年から中学3年まで全員参加。
教頭先生が一人ひとりの名前を紹介して、子どもたち、先生、保護者、皆で応援して盛り上がる。
一丸となって全体で家族という雰囲気になりました。
Q:サレジオ教育の特色は?
卒業生A:今思うと、道徳で習ったことかな。
「ゆるせるこころ」を持っている人が一番すごい人だと今でも考えますね。
卒業生H:宗教色は強くない印象だったけど、今になって価値感の影響を受けていると思います。
「弱い人に手を差し伸べて下さい」とか。ものごとに対する見方が後々少しずつ変わってきて、人に何かをして喜んでもらえるのが嬉しいと思うようになっている。
卒業生A:先生が子どもをよく見ていましたね。
僕たちは自由な環境を与えられ、自分で選択する力ができるし、責任感も学べたと思います。
卒業生C:先生は怒るべき時しっかり怒ってくれた。
ただやさしいだけではなく本当に大事にしてくれたと思う。
卒業生H:僕は物作りがすごく好き。その基礎はサレジオ、いろいろ作って試行錯誤していた。ここでの生活があったから今の自分があると思う。
卒業生F:サレジオは音楽や美術教育にも力を入れていて、卒業生のなかには、結果的に芸術方面に進んだ人も多いよね。
多くの電子ピアノがあり、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ハンドベルなどみんな演奏会に向けてがんばってた。
卒業生C:劇や演奏会を通して表現できるのは貴重な体験だったね。
卒業生E:僕はここの校舎をみて建築家になりたいと思った。原点はサレジオですね。
卒業生C:「木犀」で文章表現することを小さいうちから体験できたのは貴重なことだったと思う。
卒業生H:そう「木犀」には自分の足跡が残っているから、たまに読み返して思い出します。昨日も読み返してきた。皆:僕も見て来た。(笑)
卒業生C:学校に何を求めるかによるけれど、サレジオは自然体でいるから、子どもも親もいろんなものが得られると思います。
卒業生G:僕は後悔していないから、知り合いの子にもサレジオへの入学を勧めたいですね。
Q:これから入学してくる後輩に!
皆:とにかくたくさん遊んだこと!学校の外から遊び道
卒業生E:ここは少人数だから学年間の交流が深いよね。
上級生になると兄姉という意識が自然と芽生えたし、男女間、学年間の仲がいいのも特徴です。
卒業生D:少人数というのはクラスで話し合う時、誰が何を考えているか把握しやすい。
卒業生F:いろんな行事の中で皆で協力する機会が多く、その時々にリーダーが変わっていったね。
卒業生G:6年間一緒にいれば嫌な思い出があってもいい思い出もある。ぶつかっても仲直りする時間があったね。
卒業生C:少人数だからそれぞれ頑張っているところがよく見えた。
だから気持ちが通じて友情が生まれるんじゃないかな。
卒業生G:あえて言うとすれば、ここでの人間関係が深い分、新しい世界に出る時、少し躊躇して、時間がかかることかな。
卒業生B:僕が人を信用できるのはここでの経験から。信頼関係をしっかり作れるのは幸せですね。何か問題があると、先生方が機会を与えてくれて、クラスの共通認識として話し合う。サレジオはずっと変わらずにいてくれるとうれしいです。
皆:ここにくると今でも安心するよね。
卒業生C:当たり前のことを当たり前にしているところがすごい。高らかに言う訳でなくそれを静かにやっていてくれますね。
卒業生H:6年間ここでたくさん笑って過ごしてきたので、今日も皆の笑顔を見て幸せになれます。
卒業生B:ここにくれば悩みも打ち明けられる一生付き合っていきたい仲間と出会えると思う。
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