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二十歳を迎えた卒業生の声!2016年2月に母校で成人祝福式を迎えた卒業生と保護者の皆さんに |
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Q:入学したきっかけは?
卒業生A:知り合いに紹介されたのがきっかけでした。学校見学に行ったとき、子どもながらに「この学校に入りたい!」と思い、両親に思ったことを伝えました。
卒業生B:兄、従兄弟がサレジオに通学しており、学校生活がとても面白く楽しいと聞いていたので、自分も入学したいと思いました。
卒業生C:東京にもこんな自然豊かな場所があったのかという衝撃を受けました。各教室は独立して建っていますが、他学年との距離が近く親しみやすい印象だったので、こんな学校で学びたいと思いました。
Q:心に残った思い出は?
卒業生D:卒業生としてサレジオを思い出すと、春にみんなで青い芝生の上で寝ころんだ光景が浮かんできます。暖かい光をたくさん浴びて、自由に好きなように遊んでいた春。今でもこの季節が訪れるたびに、サレジオの緑のかおり、やわらかな日差し、寝ころんだ芝生の感触がよみがえり、心がじんわりと暖まるような、やさしい気持ちになります。
卒業生E:5、6年の学外キャンプで川で泳いだり、生まれて初めて魚のつかみ取りをしました。また教室で担任の先生と校庭開放ぎりぎりまで卓球の勝負をしていたことも思い出に残っています。
卒業生F:文化祭(展示会)で図書室を「ジャングル」や「海の世界」にしたことです。グループに分かれて私はサレジオ生から「あなぐら」と呼ばれる小部屋のようなスペースにワニを作りました。
卒業生G:修学旅行です。広島に行って「平和」について学びました。中学・高校の友だちが、広島や沖縄のことを全く知らないという様子を見るにつけ、あのとき学べてよかったと思います。
卒業生H:○○君がどこからか見つけてきた木に名前をつけてみんなで育てました。鉢に植えて、当番を決めてみんなで水をやりました。大きくなると鉢だとかわいそうなので、サレジオの森に植えかえてあげました。自然に恵まれた環境でしたので、ごく自然に木や花を大切にしていたのかもしれません。
卒業生I:一つひとつの行事が色濃く、記憶として残っています。個人的には体育祭で、小中一緒に盛り上がる「全校リレー」の雰囲気がサレジオを象徴している気がします。勝ち負けだけではなく、何かみんなで一つになって一生懸命にやる大切さを身をもって感じました。また50メートル走の個人タイムを一人ひとりに記録証として渡してもらえるのもうれしかったです。
Q:サレジオ教育の特色は?
卒業生J:「愛されている」ことを知る教育。小学生のころに、ありのままに自分が愛されていると感じられることで、人を愛することや、自分も相手も大切にできるようになるのかもしれません。
卒業生K:何と言っても聖書を通して神様の教えを学ぶことです。ただ聖書の話を聞いたり朗読するだけだとしたら、一番退屈な授業だったかもしれません。けれど、みんな聖書のお話を聞くのが大好きでした。なぜなら校長先生のお話がすごく面白かったからです。一人芝居をして、私たちに分かりやすくお話ししてくださいました。だから校長先生の周りに集まって自然にお祈りできました。
卒業生L:一学年に一つのクラスで、メンバーが変わらず一緒に成長していけることです。周りと違って目立つ子がいても、「変な子」という考え方をしないのが普通であったことがすごいなと思います。
卒業生M:友人、家族、そして自分。一人ひとりを尊重して大切にする。私にとってサレジオで一番学んだことでした。卒業して多くの人と出会い、全く違う環境に進んだとしても、今までもそしてこれからもずっと自分の財産であると思っています。
卒業生N:先生と生徒という関わりを超えて、人生の先輩と後輩として、いろいろな角度から「生きる」ことについて教えてもらいました。
卒業生O:カトリック・ミッションスクールですが、「信じることが良いこと」という前提ではなく、一つの生き方としてキリスト教の精神を知ることができました。
卒業生P:少人数であることを生かして、誰にでもスポットが当たる環境である気がします。たくさんの行事があり、自分が得意な分野で思い切り輝くことができる学校だと思います。
卒業生Q:二十歳を迎え「成人祝福会」というイベントがなされました。私たちの成人を祝うためにお母さん方が企画をしてくれた上に料理も準備してくれ、また退職なさった先生方も来てくださったり、普通の学校ではなかなかないと思われる機会を与えてもらいました。いくつになってもサレジオは何も変わらず、私たちの帰れる場所だなあと思います。
卒業生R:先生が「先生」という立場以上に親身になってくれます。ときには親以上に素直に話すことができて、それに対して真剣に返してくださる先生方。そして「雪が降ったから、授業はやめて遊んじゃおう!」なんて言ってくれる素敵な先生方もサレジオならではだと思います。
Q:これから入学してくる後輩に!
卒業生S:サレジオで出会った仲間は一生の宝物になります。いつも家族のように暖かく迎え入れてくれる場所があるということは、本当に心強く幸せなことです。こんな学校は他にはありません。この学校に入ったからこそ得られるものがたくさんあるはずです。卒業した今でもいつでも帰れる場所として、心の支えになっています。
卒業生T:サレジオはとても広くて、遊ぶ場所に恵まれ、面白い先生もたくさんいます。サレジオの友だちは一生の友だちで、実際今でもよく遊んでいます。
卒業生U:クラスは少人数で、先生と子どもたちと保護者の距離が近いので、本当に家族のようです。生きることを学び、愛されていることを知った場所だから、卒業しても、嬉しい時でも辛い時でも、いつでも帰ることができる場所なのだと思います。
卒業生V:サレジオにしかないものはたくさんあります。僕はこの学校で児童会長を務めたのがきっかけで、それまでの自分を大きく変えることができました。戸惑いながらもやってみようと一歩踏み出せたのは、先生方のサポートがあったからに違いありません。教えられることより、学ぶことの多い学校です。授業の内外で発見することの魅力と素晴らしさを感じることができるはずです。
Q:入学のきっかけは?
保護者A:通っていた幼稚園のお母様からの薦めで夫と見学させてもらいました。環境の素晴らしさや、教育内容に強く引き込まれました。さらに学校説明会での映像やお話をうかがい、入学したい気持ちが大きく膨らみました。
保護者B:通っていた学校が移転することが決まり、転校先を探す中で出会いました。説明してくださった教頭先生の「教育理念なんて大それたものではないけれど、いつも子どものそばにいて子どもたちと同じ目の高さで物事を見ています」との言葉に安心し、入学させていただこうと思いました。
Q:心に残った子どもの姿、サレジオ教育とは?
保護者C:毎年、体育祭の「マスゲーム」を見るたびに涙が出ます(我が子が出ている年も出ていない年も)。それは子どもたちがどんなに一生懸命練習し、自分の位置に誇りをもって演じているかも、どの子をどの位置で輝かせようかと先生方が一生懸命考えてくださっているかも、演技の中で見えてくるからです。
保護者D:全校生徒で作り上げる「卒業式」も、サレジオ小学校で過ごせた幸せをかみしめられる感動的なものでした。
保護者E:自然が多く、雰囲気ものんびりしていて、小学校時代が木登りやどんぐりを拾った思い出であふれているなんて、都内の学校ではめずらしいと思います。そうした記憶を持つことの心の豊かさは、卒業して社会に出、年を重ねるにつれて貴重さを増してくるようです。
保護者F:卒業してからも、相変わらずサレジオは「やさしく、あたたかい場所」です。成人を迎えて姿かたちは変わっても、話しかければあの頃と変わらぬ素直さの彼らです。それはいろいろな場面で時間を惜しまず、たくさん話し合い、考えさせ、一人ひとりを大切に愛情かけて育ててくださった先生方のおかげと思っています。我が家の子どもたちも、もちろん私ども夫婦も、サレジオの卒業生であることに誇りを持っています。
保護者G:四季の移り変わりを全身で感じながら過ごす、最高の自然環境のなかで、全ての先生方に見守られ、みんなで成長していける理想の学校だと思います。
保護者H:6年生のプール検定のときに、担任の先生のみならず、3人の先生方に支えられ、25メートルを泳ぎ切ったことは、まさしく一人ひとりの子どもに全力でサポートしてくださるサレジオ教育そのものであったと感謝しています。
保護者I:校長先生が毎朝、雨の日も雪の日も、校門で迎えてくださいました。私も通いたかった学校・・・。保護者会が待ち遠しい学校・・・。
保護者J:何と言っても一人ひとりを愛情深く育ててくださいました。「できた」ときだけではなく、「できない」とき、「失敗した」とき、「つまずいた」ときにも、いつも本気で寄り添ってくださり、それがどれだけ子どもたちの力になっているかは計り知れません。
保護者K:学習面では、一人ひとりの興味や成長の度合いに応じてそのときどきの課題に自発的に取り組めるように、丁寧に見守ってくださいます。我が家の子どもたちも、いつまでも反転文字を書いたり、九九がなかなか覚えられなかったりと、いろいろな弱点がありましたが、頭ごなしにできないことを叱られたり、無理に詰め込むような宿題を言いつけられたことは一度もなく、「いつの間にか」できるようになりました。
保護者L:サレジオ小学校でお世話になった我が家の3人の子どもたちは、今春で大学3年、高校3年、中学2年になります。中学校から大学までの期間は、人生でも激動の時代と言えると思います。思うようにいかないことも、理不尽に思うこともたくさんありながら、それでも前に進まねばならず、側で見ている親も苦しくなるときがあります。そんなとき、小学校時代、自分を飾ることなく仲間たちとのんびりと過ごし、先生方や他の保護者の方々に愛された経験が、この子たちの底力になっているなあと感じることが度々あります。本当に自信を失いそうになったときでも「あんなに愛してくれた先生がいるから・・・」「自分をさらけ出して付き合えた仲間がいるから・・・」、だから「最終的に自分は大丈夫なんだ」と思っているように感じます。激動の時代に、親ができることはだんだん少なくなってきますが、サレジオ小学校で土台を作っていただいたから大丈夫だと、自信をもって我が子を信じることができ、そんなときサレジオにお世話になって良かったと心から思います。
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